買付後に購入を迷ったら、売買契約をしない
物件の内見後にお客様が「購入したい」と判断されると、購入費用の見積もりや住宅ローンのシミュレーションで資金計画の確認をし、売主へ購入の申し込みをします。値下げ交渉はこの時点で行い、売主と取引条件が合意しましたら「売買契約」の日程を決めます。
建売は購入申し込みから一週間以内に売買契約を行います。例えば、日曜日に購入申し込みをすると次の週末に売買契約をします。
スケジュールの都合上キャンセルするなら早めにして頂くとありがたいのが不動産屋の本音です。
購入申し込み(買付といいます)後、「これでいいのか?」と不安なら売買契約は取りやめましょう。
売買契約後にキャンセルすると、手付金の放棄や仲介手数料の支払い等、ダメージが大きいからです。
家を購入する理由を再確認しましょう
購入申し込み後に「不安で夜も眠れない」という連絡をいただくことはよくあります。
予算に合わせて住宅選びをすると、どうしても妥協しなければならないことはあります。立地や陽当たり、間取り等気になることは必ずあります。そんな時はそもそも「どういう理由で住宅を購入するのか」というところに戻って、譲れる条件と譲れない条件を表に書き出し家族で相談することを勧めています。
私が接客した経験では、40歳以上の方は、いったん決めた購入を迷うことが多いです。
買付を出すと、売主・銀行等多くの関係者が動き出すことになります、よく考えてから申し込みをするようにしましょう。
申し込み撤回は、お早めに。一報はメールやラインで結構ですが、後程、担当者に電話を入れるようにしましょう。
《この記事を書いた人》
桜コンサルティング 不動産FP 菅 弘之
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー(二級ファイナンシャルプランニング技能士)
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