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住宅ローン金利優遇の条件とは

住宅ローン優遇金利の条件とは
優遇金利の条件とは

変動金利は(短プラ+1%)で決まります

殆どの方が利用する変動金利で説明します。

短プラとは短期プライムレートを略したものです、各銀行のホームページ、主力銀行のレートは日銀のホームページに記載されています。

主力銀行の短プラは1.475%です。これに1%を足すと2.475%となります。

基準変動金利は2.475%のところが多いですが銀行によっては2.775%というところもあります。

 

2024年7/31に日銀が短期金利の誘導目標を「0.25%程度」とし、三菱UFJ銀行は9月2日から短プラを1.625%にすると発表しました。9月から基準変動金利は2.625%と0.15%上昇し、他行も同程度金利を上げてくるでしょう。

基準変動金利から差し引きされて実行金利が決まります

実行金利は、各銀行が金利差し引きをして決まります。短プラが上がっても住宅ローンの集客のために金利競争は続きます。

 

埼玉で一番利用者が多い埼玉りそな銀行さんの住宅ローン。
2024年8月現在、埼玉りそな銀行さんの変動金利最優遇は0.34%です。2.475%から2.135%の優遇差し引きを受けられる方はこの金利です。
実際は、事前審査の際に年齢・年収・借り入れ額・自己資金の額・過去のクレジット状況と審査して決まります。

審査によっては、差し引き無(実行金利2.475%)という回答が出ることもあります。

自治会は参加した方がよい
自治会は参加した方がよい

ローン申し込み前に金利優遇の条件を確認しましょう。

銀行の提示する条件をクリアできるかどうかで金利が変わります。

埼玉りそなさんの場合は、

1.給与振り込み、団信革命、りそなクレジットカードの利用 

2.NISAでの積み立て投資信託、積み立て投資信託、積み立て定期預金
1.2の項目それぞれでどれか一つをやらなければなりません。

※条件を満たせない場合は金利が0.03%上乗せになります(例0.34%が0.37%)

 

川口信用金庫さんは

出資金1万円を拠出したうえで

1.カードローンの契約

2.クレジットカードの契約

3.給与振り込み又は公共料金2つ以上口座引き落とし

※この条件をクリアしないとローンを貸してもらえません。

 

何も条件が無い銀行もあります、既にNISAやってたり、公共料金はクレカで払いたい、給振は会社指定が変えられない。等事情がある方は銀行選びの際に確認してみましょう。

《この記事を書いた人》

桜コンサルティング代表 菅 弘之 

宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー(二級FP技能士)

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