住宅ローンは自宅購入以外に使えないものです
住宅ローンは「本人・家族が住む住宅購入が目的のローン」です、目的外の投資用物件の購入や事業資金・カードローン等の返済には使えません。
「今借りている消費者金融の返済と、冷蔵庫にテレビ、ついでに車の購入なんかも住宅ローンで何とかならないかな?」というご相談は多いですが、住宅購入に付随する諸費用以外の借り入れは出来ないと思ってください。
「金額を盛ってドーンと行っちゃいましょう!」ということは出来ないです。
住宅ローンの借り入れは物件価格の110%までが目安
建売住宅の購入は、諸費用込みで物件価格の110%が借り入れの目安の銀行が多いです(105%のところもあります)
住宅ローン控除の範囲も110%程度とされていますので諸費用の借り入れは物件の10%で予算を立てましょう。
例えば物件価格3000万円ならば、諸費用300万円、合計3300万円が目安となります。
※金融機関によってもっと借入できるところもあります、但し「超過保証料」といって保証料が高くなります。
借金借り換えや家電家具の購入資金調達は「ワイドローン」で
「住宅ワイドローン」等の名称で、カードローンやオートローンなどの借り換えや家電・家具の購入資金に対応したローンを用意している金融機関があります。
埼玉県で利用できる金融機関では、大東銀行さんの「住宅ローンLife]、東和銀行さんの「住宅ローンワイド」、川口信用金庫さんの「サポートローンワイド」、ネット銀行では住信SBIネット銀行さんの「住宅ローンプラス」等があります。
借り換えローンのメリット・デメリット
〈メリット〉
①住宅ローンの借り入れができるようになること(返済比率の改善)
②消費者金融より金利が低くなるので月々の返済額が減ること(但し期間は長くなる)
③今すぐ家が買えること(住宅ローンは年齢制限がある)
〈デメリット〉
①限られた金融機関・保証会社になること(第2地銀さん・信金さん等)
②住宅ローンの金利・手数料・保証料が高くなること
《この記事を書いた人》
桜コンサルティング 菅 弘之 宅建士・2級FP技能士
埼玉県の小さな不動産屋です、実務で得た情報をお伝えしています。
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